早川&向井の公務員ペアが初V アクシデントで中断も気持ちで乗り切る
「ソフトテニス・日本実業団選抜大会」(5日、京都市島津アリーナ京都)
国内トップ級の男女各12ペアが出場。決勝が行われ、男子は早川和宏・向井俊貴(京都市役所)が初優勝した。女子は森田奈緒・神谷絵梨奈(ヨネックス)が同社として連覇を果たした。ソフトテニスでは異例の賞金大会として優勝ペアには50万円が贈られた。
男子ダブルスのの早川・向井ペアがアクシデントを乗り越えて初優勝を果たした。試合途中に早川の左足がつり、5分の中断を経て再開。完全には回復せずに厳しい状態だったが、その後も鋭いショットを連発し「勝因は気持ち」と乗り切った。
決勝の相手は、団体戦で煮え湯を飲まされてきたNTT西日本広島だっただけに「勝ちたかった」と向井。大学3年からペアを組み5年目。息もぴったりの2人は、ともに京都市役所に勤務する。公務員だけに、賞金50万円の扱いについては「初めてなので相談しないと」と戸惑い気味だった。