西岡悔し…左手首痛で棄権し1勝4敗に 9月にWG残留戦に臨む
「テニス・デビス杯」(5日、有明コロシアム)
日本-フランスのシングルス2試合が行われ、既に敗退が決まっていた日本は世界ランキング230位の内山靖崇(北日本物産)が101位のピエールユーグ・エルベールに勝ったものの、85位の西岡良仁(ミキハウス)が42位のニコラ・マユに敗れ、通算1勝4敗で終えた。日本は9月にWG残留が懸かる入れ替え戦に臨む。
エース錦織が不在のため、活躍が期待された21歳の西岡は序盤から精彩を欠き、第2セット途中に左手首痛で棄権した。3日のシモン戦に続いて敗れ「2敗したし、1セットも取れず、この事実をしっかりと受け止めたい」と悔しがった。初めて主軸として迎えた今回のデ杯は厳しい結果となったが、「この重圧を経験できたことはすごく良かった。今後に生きてくると思う」と前向きに話した。