井上康生監督、新ルール攻略へ気合「柔軟に対応する」

GSパリへ出発した柔道男子・井上監督
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 柔道男子日本代表の井上康生監督(38)が8日、グランドスラム・パリ大会に羽田空港から出発した。8月に行われる世界選手権(ブダペスト)の代表選考を兼ねて行われる同大会に向けて、「2020年に向けたスタートになる。し烈な戦いになるが、若手がどの程度活躍できるか楽しみ」と期待を込めた。

 今年から試合時間の短縮や有効の廃止などの新ルールが適用される。既に行われた国際大会の映像をチェックしたという井上監督は「あまり変わりはない」と第一印象を明かしつつ、「(映像を)見てるのと(実戦で)体感するのでは変わってくる。戦ってみないとわからない。その場その場で柔軟に対応していく」と警戒心ものぞかせた。

 「ここからが新たな始まりになる」。東京五輪仕様の日本柔道をつくりあげるためにも、まずはその目で新ルール、審判の傾向を徹底的に分析する。

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