高木美帆1000m「銀」5種目出場の“タフガール”地元の大声援背に圧勝

 「冬季アジア大会・スピードスケート」(20日、帯広)

 地元帯広出身の高木美帆(22)=日体大=が、1分15秒31で銀メダル。女子3000メートルは、高木が自身の国内最高記録を塗り替える4分5秒75で優勝した。

 幼稚園の頃から滑っていた“ホームリンク”に君が代を響かせた。

 1000メートルでは小平に惜しくも敗れた高木美だったが、約2時間後に行われた3000メートルで無尽蔵のスタミナを発揮。地元の大声援を受け、自身の国内最高を塗り替える堂々の滑り。2位に2秒以上の大差をつけて圧勝した。レース後は思わず両腕を突き上げ、「今季の中で1番いい滑り。うれしかった。地元で聞く国歌は不思議な感覚がありますね」とはにかんだ。

 世界距離別に続いて1000、1500、3000メートル、パシュート、マススタートの最多5種目に出場するオールラウンダー。今大会は複数種目での金メダルの期待が懸かる。「五輪でも5種目出れたら出たい」と話す“タフガール”が、冬の故郷を熱くする。

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