「B2最高の選手」はカレーうどん大好き

 昨年9月に発足した国内プロバスケットボールの「Bリーグ」。その2部リーグ「B2」に所属する香川ファイブアローズに新加入し、絶対的エースとして奮闘するのが米国出身のチェハーレス・タプスコット(26)だ。高い得点能力を誇るオールラウンダーで、カレーうどんを愛する陽気な助っ人は、讃岐の地でさらなる大暴れを誓った。

 陽気で頼りがいのある助っ人だ。香川ファイブアローズの絶対的エースとして君臨するタプスコットは「ここでのプレーを楽しんでるよ。高松の街は大きすぎなくてちょうどいい。きれいな女性も多いしね」と、ちゃめっ気たっぷりに笑う。

 来日3シーズン目。過去2年は、bjリーグのバンビシャス奈良と大分・愛媛ヒートデビルズでプレーした。Bリーグ創設1年目の今季。同じオレゴン州ヒルズボロ出身で、米国でも指揮官と選手として同じチームに所属したジョー・ナバーロヘッドコーチに誘われ、香川への移籍を決断した。

 そのナバーロHCが「B2で最高の選手」と称えるタプスコットの最大の武器は高い得点力だ。今季ここまでの1試合平均得点は18・2点で、得点ランク2位(第19節終了時点)。昨年12月に3試合連続で30点以上をマークするなど、当たりだしたら止まらない爆発力を持っている。

 身長195センチで外国籍選手としては特別大きくはないが、激しい接触プレーに強く、リバウンドやアシストもランキング上位。何でもできるオールラウンダーとして唯一無二の存在だ。

 私生活では「いろんな食べ物に挑戦するのが好きなんだ」というグルメな一面も。香川に来てすぐに讃岐うどんにハマり、「一番好きなのはカレーうどん。週に2回は食べるよ」とニヤリと笑う。「大阪で食べたたこ焼きも最高だったね」。遠征先でも日本食を大いに楽しんでいる。

 チームは現在、B2西地区で6チーム中5位。プレーオフ進出は厳しい状況だが、「少しずつ良くなってきている」とタプスコットは力を込める。「得点ランクよりもチームの勝利が大事。1つでも多く勝てるように貢献したい」。圧倒的な存在感でチームをけん引する。

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