現役トラック日本最強ランナー大迫傑が4月ボストンで初マラソン挑戦へ
陸上のリオデジャネイロ五輪男子長距離代表の大迫傑(25)=ナイキ・オレゴン・プロジェクト=が22日、4月17日のボストンマラソンで初マラソンに臨む意向を示した。自身のツイッターで「大迫、ボストンマラソン走るってよ」と、つぶやいた。米ワシントン・ポスト紙も「5つの日本記録を持つスグル・オオサコがボストンでマラソンデビューする」と、報じた。
3000メートル、5000メートルの日本記録保持者である大迫は日本屈指のスピードランナーとして知られ、早大時代は箱根駅伝でも活躍。1万メートルで当時、日本歴代4位(現在6位)の27分38秒31をマークした。現在は米・オレゴン州を拠点に活動しており、昨年の日本選手権では5000、1万メートルの2冠を達成し、リオ五輪にも出場。トラック種目では現役最強のランナーだ。2月の丸亀ハーフマラソンでは日本歴代13位の1時間1分13秒をマークしている。
日本男子マラソンの低迷が続く中、大迫がどんな走りを披露するのか、注目が集まる。