堀島行真が金メダル デュアルモーグル男子 決勝では日本人対決制す
「冬季アジア大会・フリースタイルスキー・デュアルモーグル」(24日、さっぽろばんけいスキー場)
非五輪種目のデュアルモーグル男子で、堀島行真(19)=中京大=が金メダルを獲得した。準決勝でソチ五輪5位の優勝候補ドミトリー・レイハード(カザフスタン)を13-12で破ると、決勝では原大智(19)=チームジョックス=との日本人対決を16-9で制し、アジアの頂点に駆け上がった。
ハイライトは準決勝。今季のW杯ランキング4位で、優勝候補筆頭だったレイハード相手に、第1エアで大技コーク10を決めると、スピードでほぼ互角の滑りを見せ、競り勝った。
決勝は同世代のライバルでもある原との決戦。ターンスピードに定評のある原に対して、難度の高いエアと攻めのターンで圧倒してみせた。
持ち前の爆発力のある滑りで、金メダルを勝ち取った堀島は「欲しかったので嬉しい。決勝は日本人対決だったので、負けたらめっちゃ悔しいだろうなと思ってた。勝ちにこだわった滑りができた」と、拳を握った。