サンウルブズ、いざ今季初戦 「失うものはない」昨季王者と真っ向勝負
「スーパーラグビー、サンウルブズ-ハリケーンズ」(25日、秩父宮ラグビー場)
スーパーラグビーの日本チーム、参戦2年目のサンウルブズは25日に、東京・秩父宮ラグビー場で行われる今季初戦で、昨季王者のハリケーンズ(ニュージーランド)と対戦する。両チームは24日、会場で前日練習を行い、サンウルブズの主将、FWエドワード・カーク(25)は「失うものはない」と、真っ向勝負を挑む覚悟を口にした。
冷たい北風が吹き荒れた練習後、主将のカークは「ここに戻ってこられて光栄。他の選手はトップリーグでプレーしているけど、僕は本当に久しぶりだ」と笑った。集合前は母国オーストラリアでオフを過ごし、一人で練習していたという。
15分間公開された練習の冒頭では、SO田村と話し込んだ。「(田村)ヒカルには素晴らしいリーダーシップがある。練習でも声を出して、よくリードしてくれる」。期待をかけられた23歳の司令塔は「相手はうまいだろうし、リスペクトするけれど、同じ舞台に立つ以上、負けるつもりはない」と言い切った。最強軍団を相手に、サンウルブズ2年目の挑戦が始まる。