サオリン、最後のVリーグ残った!5日が最後の公式戦の可能性も
バレーボール・Vリーグのレギュラーシーズン上位6チームで争われるファイナル6は4日、最終節の初日が行われ、今季限りでの現役引退を表明している木村沙織(30)が所属する東レはトヨタ車体を3-1で下し、ファイナル3進出の可能性を残した。
第1セットから木村が気合のスパイクをねじ込み、試合を優位に進め25-21で奪うと、第2セットは23-25で落としたが、第3セットは25-17、第4セット25-17で圧倒した。木村はスパイクで20点を奪い、決定率は54・1パーセント。2セット奪われれば終戦となる中、希望を繋ぎ「今日の試合、(勝ち点)3ポイント取らなければいけない試合だったので、しっかり取れてよかった。明日に繋がってよかった」と、ホッとした表情を浮かべた。
5日のNEC戦で3-0、3-1で勝利すれば、残る日立-JTの結果次第でファイナル3進出の可能性がある。敗れれば、木村にとって、Vリーグ公式戦最後の試合となる。NEC戦に向け「もうリーグも残り少ない。明日はリーグ1位のNECさんですけど、すべてを出し切って頑張りたい」と、力を込めた。