稀勢の里へ3500人が「よいしょ!」4横綱がそろい踏み

住吉大社で奉納土俵入りを行った稀勢の里(中央)。左が太刀持ちの高安、右が露払いの松鳳山
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 「大相撲春場所」(12日初日、エディオンアリーナ大阪)

 大阪・住吉大社で恒例の横綱奉納土俵入りが行われ、白鵬(31)=宮城野、鶴竜(31)=井筒、日馬富士(32)=伊勢ケ浜=に加え、19年ぶり誕生した日本出身横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が4日、春場所へ向け、そろい踏みした。

 4横綱の最後に登場した稀勢の里は太刀持ち高安、露払い松鳳山を従え、土俵入り。鮮やかな赤富士に鶴が舞う三つぞろいも初披露した。昨年より500人多い、3500人が「よいしょ!」のかけ声。第72代横綱は豪快な雲竜型で酔わせた。

 大阪の熱狂的な声援に「新鮮で感激。ありがたい」と満足顔だった。

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