沙羅、2連覇逃すも内容に手応え 2位に「まずまず飛べた」と笑顔
「スキー・宮様国際大会」(4日、宮の森ジャンプ場)
1回のみで争われたジャンプのノーマルヒル(ヒルサイズ=HS100メートル)女子で、2連覇を狙った高梨沙羅(20)=クラレ=は97・5メートルの128・0点で2位だった。最長不倒の99・5メートルを飛んだ伊藤有希(22)=土屋ホーム=が131・0点で2季ぶり3度目の優勝を果たした。
高梨は優勝を逃したものの、好感触を得た。「緊張はあったが、1本に合わせるという挑戦の気持ちが勝った。まずまず飛べた」と笑顔で振り返った。今季、最も重視していた世界選手権では3位にとどまった。「目標の試合に力を持っていくのが課題。いろいろ分析したい」。5日はラージヒルに出場する。