サンウルブズ開幕2連敗 ノックオン連発で自滅…反撃ムードしぼむ
「スーパーラグビー、キングズ37-24サンウルブズ」(4日、シンガポール)
日本チームのサンウルブズは本拠地試合として行われるシンガポールでキングズ(南アフリカ)に23-37で敗れ、開幕2連敗となった。サンウルブズは前半21分にCTBラファエレがトライを奪ったが、2トライを許して7-17で折り返した。後半は2トライなどで反撃したが、リードを広げられた。レベルズ(オーストラリア)の日本代表ナンバー8、マフィはハリケーンズ戦にフル出場した。チームは6-71で敗れた。
待ち望んだ初白星を自滅で逃した。昨季1勝に終わったサンウルブズの相手は、同じく参入1年目で2勝だったキングズ。何としても勝ちたい一戦だったが、手痛いミスに泣いた。
0-10の前半21分、フランカー金が強みのボール争奪戦で相手の反則を誘い、すぐさまSH田中が再開してトライ。今季初先発した2人が勢いをつけ、何度も相手陣に攻め込んだ。ただ、ボールが手に付かず、ことごとくノックオン。後半開始直後も同じように好機を逸し、反撃ムードは一気にしぼんだ。
フランカーのカーク主将は最後の20分しか渡り合えなかった初戦から手応えをつかみつつも「次はもっと良くなるようにしたい」と悔しさをかみしめた。