名古屋でニューヒロイン現れるか 2人が2時間22分台照準 ウィメンズマラソン会見

公式会見に出席した左から桑原彩、竹地志帆、清田真央、岩出玲亜、キルワ、石井寿美、加藤麻美=名古屋市内
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 8月のロンドン世界選手権の代表選考会を兼ねる名古屋ウィメンズマラソン(12日・ナゴヤドーム発着)の公式会見が10日、名古屋市内で行われ、有力選手たちが抱負を語った。

 内定条件となる日本陸連の定める派遣標準記録2時間22分30秒に照準を定めた選手が2人いた。昨年大会で初マラソンながら2時間24分32秒で4位に入った清田真央(23)=スズキ浜松AC=は「目標タイムは2時間22分30秒。日本人トップ、優勝を目指していきたい」と、力を込めた。大会には3連覇を狙うリオデジャネイロ五輪銀メダリストのキルワ(バーレーン)がいるが「しっかりついて、粘っていきたい」と、勝負していく構えを見せた。

 もう1人は、初マラソンとなる石井寿美(21)=ヤマダ電気=。「目標は2時間22分台。初マラソンから力強い走りを見せたい」と、意気込んだ。

 ここまでの選考会を終え、1月の大阪国際で2時間24分22秒で優勝した重友梨佐(天満屋)が有力候補に。2時間25分44秒で2位の堀江美里(ノーリツ)がボーダーライン上にいる。昨年11月のさいたま国際組は、日本人トップが5位の那須川瑞穂(ユニバーサルエンターテインメント)で2時間33分16秒と低調で、厳しい状況となっている。

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