山県100メートルで10秒0台連発!今季大会初出場で納得の走り
「陸上・サマーアスレティックス」(11日、キャンベラ)
男子100メートルに2度出場した山県亮太(セイコーホールディングス)が、追い風1・3メートルの1レース目に10秒06を出した。桐生祥秀(東洋大)は追い風1・4メートルの1レース目で10秒04。同走した2レース目は、山県が向かい風0・1メートルで10秒08の1位。桐生は10秒19で2位。世界選手権(8月、ロンドン)の参加標準記録10秒12はそろって突破した。
2人は共に2月下旬からオーストラリアで合宿を行っており、今季初の大会出場だった。山県は2レースともに10秒0台をマークし「力強さがまた一段と増した。悪くないスタート」とうなずいた。
次戦は4月29日の織田記念国際になる予定で、世界選手権に照準を合わせる。山県は「9秒台は近い将来必ず出したいし、そうすれば世界陸上の結果もついてくる」と力を込めた。