サンウルブズ惜敗し開幕3連敗…悔しさとともに手応えつかむ

 「スーパーラグビー、チーターズ31-38サンウルブズ」(11日、ブルームフォンティン)

 日本チームのサンウルブズは南アフリカのブルームフォンテーンでチーターズ(南アフリカ)に31-38で敗れ、開幕3連敗となった。サンウルブズは開始直後にFB江見翔太のトライで幸先よく先制。その後は一進一退の攻防が続き、前半は17-20で折り返した。後半は早い展開から2トライを決めて一時31-30とリードしたが、26分に再逆転を許した。

 悔しさとともに、確かな手応えをつかむ惜敗だった。開幕3試合目で攻守に連係の高まったサンウルブズは最後まで競り合い、相手と同じ4トライを奪った。選手らは口々に「勝てた試合」と話し、スーパーラグビーのデビュー戦だったプロップ山路は「自信になった」と胸を張った。ティアティア・ヘッドコーチは若手中心のチームに「若い選手の個性はなかなか分からない。それを見ることができたのは前向きな材料になる」と話した。

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