初マラソン日本最高の安藤友香「思ったより眠れた」名古屋ウィメンズ一夜明け
8月のロンドン世界選手権代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンで、初マラソン日本最高記録、日本歴代4位となる2時間22分36秒で日本人トップの2位に入り、代表に内定した安藤友香(22)=スズキ浜松AC=が13日、一夜明けて報道陣の取材に応じた。
「4時間ぐらい眠れました。気づいたら寝ていた」と笑顔で語ったシンデレラガールは、低迷する日本マラソン界に強烈なインパクトを与えた快走にも「喜びは70パーセントぐらい。まだまだ。(優勝したリオ五輪銀メダリストの)キルワさんに勝てなかったので」と謙虚に語りつつ「代表権を掴みにいって取れた。狙ってたので嬉しい」と充実感を漂わせた。
レース後は100件以上の祝福のメールやメッセージが届いたという。今後に向けて「昨日は昨日の結果で受け止めて、今日からまた次に向けていきたい。日の丸を背負うにはまだ力不足。代表にふさわしい力をつけていきたい」と、意気込んだ。