超回復?坂本花織、インフルから「半日で」筋力戻す
フィギュアスケートの全日本ジュニア女王の坂本花織(16)=神戸ク=が13日、世界ジュニア選手権(15日開幕)に向けて、関西空港から開催地の台北へ出発した。
2月の札幌アジア大会は直前にインフルエンザを発症し、無念の欠場。札幌で約1週間、部屋に閉じこもる生活を送り、「だいぶ筋力が落ちたクネクネする感じで、体幹も全然駄目やった。だから急ピッチで仕上げました」という。しかし、ここから“坂本節”がさく裂。筋力を取り戻した期間を聞かれると、なんと「半日で」。「復帰した日の朝の練習では何にもできなかったけど、学校行ってめっちゃ動き回ってたら、その後の練習ではだいぶ戻ってた。やっぱ普段の生活は大事やなと」と、笑いとばした。
来季にはシニア転向を見据える。同じリンクで練習する親友でもありライバルでもある1つ年上の三原舞依が、2月の四大陸選手権で優勝。「刺激になった。舞依ちゃんの演技に続けるように頑張りたい」と、力を込めた。