瀬古利彦氏、米国での自堕落浪人生活明かす「金髪女性とディスコ通い」
DeNAランニングクラブの総監督を務める元マラソン五輪代表の瀬古利彦氏が13日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演し、競技人生の中で犯した数々の失敗を振り返った。高校卒業後、早大の入学に失敗して渡った米国では、自堕落な生活で記録を落としたことを振り返った。
高校時代にインターハイ、国体という全国大会で中・長距離の8冠(2年、3年)を達成。その後、一般入試で早大入学を目指したが、「余裕で不合格」となった。「勉強そっちのけで走ってばかりいましたから、テストが悪すぎた。完全にしくじっちゃいました」と語る瀬古氏は、早大からの勧めもあり、米国でトレーニングをしながら翌年の受験を目指すことになった。
しかし、留学2カ月目で「食べ過ぎで10キロ激太り」という事態に。「ハンバーガー、ケーキ甘いのよ。アイスクリームとかこんなにでかい。高カロリーなものばかり食べてたからぶくぶく太っちゃった」とオーバーアクションを交えて、自分の失敗を振り返っていった。
さらに、「金髪の女性とディスコ通い」もストレス発散でやっていたと告白。「初めてアメリカに行って金髪みたからビンビンになっちゃった」とぶちまけ、オードリーの若林、ハライチの澤部らから総ツッコミを入れられていた。
試合にも出たが、日本での高校時代に3分53秒を記録していた1500メートルのタイムは4分15秒まで落ちていた。後に猛練習で世界トップのマラソンランナーと育つことになる。瀬古氏は「コツコツ積み上げた努力も気を抜けば一瞬で堕落する」と早大入学前の“しくじり”をまとめていた。