小平奈緒が凱旋 今季15戦15勝 平昌へ「究極のスケートを楽しみたい」
スピードスケートで今季500メートル15戦15勝と圧倒的な強さを見せた小平奈緒(30)=相沢病院=が14日、W杯最終戦を終え、成田空港に帰国した。
W杯も8戦8勝で総合優勝。大きなトロフィーを手に到着ゲートに現れた小平は「たくさん勝ったというよりは、目の前の一戦一戦に真剣に取り組んできた。シーズンを通して自己管理ができたことが結果に繋がった」と、充実の表情で今季を振り返った。
18年平昌五輪は現状、断トツの金メダル候補として臨むことになる。「勝ち続けることにとらわれることなく、自分のやりたいスケートを求めていきたい。究極のスケートを楽しむことが平昌の目標です」と、11カ月後の夢舞台を見据えた。