本田真凜、平昌五輪へ「覚醒したい」【インタビュー一問一答】
「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(18日、台北アリーナ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位から逆転を狙った昨年の女王の本田真凜(15)=大阪・関大中=は、フリーで自己ベストの133・26点、日本女子5人目の200点超えとなる総得点201・61点をマークした。SP首位のザギトワ(ロシア)が208・60点をマークしたため、2位に終わったが、18年平昌五輪に向けて、無限のポテンシャルを示した。本田のインタビューの主な内容は次の通り。
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-試合を終えて
「う~ん、正直すごく悔しい気持ちがある。でも今回やれることは出し切ってのこの結果。今できることはすべてできた。目標としていた(昨年の得点から)10点上げるというのはできたけど、今はすごく複雑な気持ち。一瞬はすごく嬉しかったけど、何分か後に悔しい気持ちに変わったので。半分半分ですね。ただ、1位の選手におめでとうと頑張って言いたい」
-演技前に濱田コーチとは何を話した?
「妹たちが生で見ていると思うから、お留守番している妹たちに届くように演技しようと。憧れのお姉ちゃんを思ってもらえるように」
-来季に向けて
「これで来季はシニアに上がれると思う。シーズンオフに覚醒したい。今朝に来季の曲を決めたんです。楽しみな気持ちでいっぱい。帰って、少し休んだらすぐに振り付けにいきます。何曲かあったんですけど、これ!と思ってSPは決めた。フリーはこれからです」
-シーズン最後の試合
「ノーミス券を最後の大きな舞台で使えたのは良かったけど、応援に応えられず申し訳ない気持ちもある。(涙しながら)でも自分ができることはできたので、なんかよく分からない気持ち。この気持ちを大事にしていきたい」