真凜の本音「我に返ってビックリ」 ノーミス演技は練習でも「片手」ほど
「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(18日、台北アリーナ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位から逆転を狙った昨年の女王の本田真凜(15)=大阪・関大中=は、フリーで自己ベストの133・26点、日本女子5人目の200点超えとなる総得点201・61点をマークし、銀メダルを獲得した。優勝はSP首位のザギトワ(ロシア)で208・60点。坂本花織(16)=神戸FSC=が3位に入った。
SP、フリーともに完璧なプログラムを披露し、ジュニア女子2人目の200点越えを果たした本田。会場を“真凜ワールド”に引き込む圧巻の演技だったが「練習でもノーミスは片手で数えられるくらいしかしたことがない」と苦笑いで明かした。
「試合の前は絶対ノーミスしたい!と思っていた」と言うが、「試合が終わって、我に返ってビックリした」と吐露。無我夢中で取り組んだ結果、獲得した高得点だった。