錦織マスターズ初Vへ好発進 第2シード貫禄完勝で3回戦へ
「男子テニス・マイアミ・オープン」(24日、米マイアミ)
シングルス2回戦が行われ、男子で世界ランク4位の第2シード、錦織圭(27)=日清食品=はケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4、6-3で下し、3回戦に進んだ。3回戦では第25シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。
西岡良仁(ミキハウス)は第13シードのジャック・ソック(米国)と対戦し、第1セット途中で左膝を痛めて棄権した。
ツアーで格が高いマスターズ初優勝へ、錦織が好スタートを切った。サーブが良く、元世界ランク10位に快勝した。世界1位のA・マリー(英国)と2位のジョコビッチ(セルビア)がともに右肘のけがで欠場し、マスターズで自己最高の第2シードとなったが「上の2人が抜けただけで第2シードとは思っていない。実力的にはまだまだ」と、謙虚さは忘れていない。