フィギュア 羽生結弦が3年ぶりの王座奪還へ 日の丸マスクで出陣

 フィギュアスケートの18年平昌五輪国別出場枠の懸かる世界選手権(29日開幕・ヘルシンキ)に出場する、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=が26日、成田空港から渡欧した。

 羽生は左側に日の丸があしらわれたマスク姿で空港に姿を見せた。チェックイン後、報道陣を見つけ「よろしくお願いします」と挨拶すると、関係者とともに足早に出発ゲートへと向かった。

 今年初戦となった2月のプレ五輪を兼ねた四大陸選手権(江陵)では、4回転ジャンプを4種類跳ぶネイサン・チェン(米国)に惜しくも敗れ、銀メダル。「正直言うと、勝ちたかった。ただ、年々成長していると思うし、年々やることも大変になっている中で、自分の限界に挑戦している感覚が非常に好き。今回がたぶん一番楽しかった銀メダルだと思う」と、メラメラと闘志を燃やしていた。

 チェンに加え、3連覇を狙う盟友のフェルナンデス(スペイン)、メキメキと力をつけている宇野昌磨(中京大)と役者が揃う“五輪前哨戦”。3年ぶりの王座奪還で、銀盤の主役は誰かを証明する。

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