藤田紀子、稀勢の里Vに息子・貴乃花重ねる「無我無心、悟りの境地」
元横綱・貴乃花、若乃花の母親でタレントの藤田紀子が27日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、ケガをしながらも土俵に上がり、貴乃花以来となる新横綱優勝を飾った稀勢の里に「貴乃花の時もそうだったが、諦めない気持ちは大変大事」と、その優勝を称えた。
番組では、稀勢の里の2場所連続優勝を特集。その中で話を聞いたのが藤田だった。藤田は22年前に新横綱として優勝した貴乃花の母親。貴乃花は2001年夏場所で右膝半月板を損傷しながらも、千秋楽で武蔵丸相手に優勝決定戦を上手投げで制しており、今回の稀勢の里優勝と重なる部分が多かった。
藤田は「千秋楽はどうなるかと思っていましたが、稀勢の里関、横綱の責任を果たしたばかりか、優勝までしましたから」とその結果を称賛。ケガをしていたことに「なにせケガをして土俵に上がるのは大変怖い。横綱もこれ以上大きなケガに繋がったらどうしようという不安も抱えていたと思う」と、その心情を慮った。
それでも強行出場、そして優勝という結果を残したことに「無我無心。悟りの境地みたいな形で(相撲を)取ったような気がする。貴乃花の時もそうだったが、諦めない気持ちは大変大事」と訴えていた。