男子バレー『中垣内体制』5月始動へ 昨年人身事故も就任方針に変わりなし
バレーボールの四大大会の1つ、ワールドグランドチャンピオンズカップ(9月・東京、名古屋、大阪)の組み合わせ抽選会が27日、都内で行われた。5月から新体制で始動する男女の全日本監督は姿を見せなかったが、昨年11月に人身事故を起こし、過失運転傷害の疑いで書類送検された男子の中垣内祐一新監督について、男子の矢島久徳強化委員長は「このまま就任できそうか?」という問いに「協会としてはその方向で動いている」と、中垣内体制で始動する意向を示した。
先日、発表された元フランス代表監督のフィリップ・ブラン氏のコーチ招へいや、この日のグラチャン抽選会で9月12日の初戦に米国を指名したことなどは、新指揮官の意見も反映したもの。
矢島強化委員長は「20年東京五輪に向けた初年度。起承転結でいえば、起にあたる。中垣内バレーを浸透させる年になる」と、期待を込めた。