リオ五輪リレー侍 銀獲得走順に変更アリ!?8月世界選手権ベスト布陣模索
リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した陸上男子短距離の強化合宿が28日、宮崎市内で公開された。
山県亮太(セイコーホールディングス)、飯塚翔太(ミズノ)、桐生祥秀(東洋大)、ケンブリッジ飛鳥(フリー)の銀メダルメンバーを中心に、8月の世界選手権を見据えたバトンの練習を行ったが、リオで1走だった山県がバトンを受け、アンカーだったケンブリッジがバトンを渡すなどさまざまな状況に備え、違う走順の練習も行った。日本陸連の苅部短距離部長は「色んなパターンをやりたい。精度を上げていけたら」と話した。ジャマイカに肉薄したリオ五輪でもバトンのミスがあっただけに究極の精度を求め、最高の組み合わせを模索するほか、この日合宿に不参加だったサニブラウンら他の選手が台頭次第でメンバーが入れ替わる可能性もある。
山県が「新鮮」と話せば、ケンブリッジも「どこになってもいい記録が出せるように」と、意気込んだ。日本短距離界に金字塔を打ち立てるべく、ベスト布陣を探る。