松岡修造、伊達復帰に「どうして?」でも「メッセージ伝わる」

 スポーツキャスター、タレントの松岡修造が3日、都内で行われたWOWOWの番組「WOWOWテニスデーAPRIL~錦織圭・大坂なおみ いざ勝負の全仏へ!語り尽くせ5時間SP~」(15日後0時30分)で放送する元プロ野球選手、監督の古田敦也氏との対談を行った。2人が盛り上がった中にツアー下部大会への復帰を表明した伊達公子の話題があり、松岡は「本気度は今までで一番強い」と語った。

 一時代を築き、46歳になった今なお現役にこだわる姿に「僕らにとっては『どうして?』しかないわけですよ。何で今頑張る必要性があるのか」と率直な思いを口にした。ただ、96年に一度引退を表明した際に、「絶対辞めるな」と手紙で説得したという松岡には、伊達の心境を誰よりも感じ取っているようだった。

 ジュニア世代のコーチングなどで練習場で一緒になることがあると、伊達の練習する姿から鬼気迫るものを感じているという。「感じてほしい。伊達公子っていう中からいろんなメッセージが伝わってくると思う」と述べ、特に「ジュニアに一番学んでほしいんですよ。テニスへの姿勢をね」と競技者としての見本にするよう若い世代に望んだ。

 古田氏も、対談の中で松岡が「奴はすごい」と話していたことを明かし、「あの鬼のような顔が見られますよ。楽しみです」と試合で伊達が“らしさ”を見せることを期待していた。

 元世界ランク4位の伊達は昨年2月に左膝半月板の内視鏡手術を受け、4月にも再手術を受けた。ツアー復帰へ練習に励む姿をブログなどで明かしている。

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