柔道、ベイカーは右肩完全脱臼 2日に負傷、手術も検討か

 リオデジャネイロ五輪柔道男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)が5日、右肩の完全脱臼と診断されたことが分かった。今後は2020年東京五輪を見据え、早期の手術も視野に治療方針を検討する。体重無差別で争う29日の全日本選手権(日本武道館)は欠場を既に示唆している。

 右肩はリオ五輪前から何度も亜脱臼を繰り返した箇所で、2日の全日本選抜体重別選手権で再び痛めた。3日と5日に東京都内の病院で検査した結果によって手術を決断すれば、代表入りを保留している世界選手権(8~9月・ブダペスト)の出場を回避する可能性がある。

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