真央、完全燃焼 14年に引退していたら…「今も復帰することを望んでいたかもしれません」
フィギュアスケート女子の五輪メダリスト・浅田真央(26)が10日、自身のブログを更新し、現役引退を発表した。
2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田は14年2月のソチ五輪で6位に終わり、期待された金メダルに届かなかった。しかし直後の同年3月の世界選手権(埼玉)で復活の優勝。4年後、平昌五輪での金メダルの期待が再び高まった同年5月に1シーズンの休養を発表した。
15年10月のジャパンオープンで復帰するまで、休養期間には幾度となく引退もささやかれた。本人も現役続行の可能性を「ハーフハーフ」と表現したこともあった。
この日、引退を表明したブログの中で「ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました」と記した。
復帰後は表彰台を逃すことも多く、苦しい日々が続いたが、現役を続けて得たものがあったことを強調。そして今、完全燃焼しての引退を決断した。