織田氏 真央のメッセージに号泣「1つの時代が終わったのかな」
プロフィギュアスケーターの織田信成氏(30)が11日、大阪市内で関大アイススケート部監督就任会見を行い、10日に発表された浅田真央の現役引退について言及。無料通信アプリ・ラインでメッセージを送ったところ、浅田から「ありがとう」と返信があり、号泣したことを明かした。
織田氏も「衝撃だった」という浅田真央の引退。ニュース速報でその決断を知ったといい、無料通信アプリ・ラインで「おつかれさまでした」とメッセージを送信した。浅田からは「いつも応援してくれている気持ちはすごく伝わっていたよ。ありがとう」と返信があったといい「泣きました」と顔をくしゃくしゃにして話した。
まっすぐ前を向き、しっかりとした口調で応対していた織田氏だったが、浅田との思い出に話が及ぶと、涙をこらえ「ハンカチいいですか」と水色のハンカチを受け取り目頭へ。
「戦っている浅田真央が好きだったし格好良かった。その姿がもう見られない現実がさみしい」と話した一方、「僕からしたら真央ちゃんは普通の女の子。いままでたくさん注目されて、すごいプレッシャーの中で日の丸を背負って戦ってきた。普通の生活も楽しんでほしい」とその決断をおもんばかった。
時折涙を流しながら「優しさにあふれた人。これでバンクーバー五輪に出た選手が全員引退って形になった。1つの時代が終わったのかな」と惜しんだ。