真央、キム・ヨナと2人で「ずっとスケート界盛り上げてきた」
女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が12日、都内のホテルで引退会見に臨み、引退を決意した経緯や現在の心境を語った。バンクーバー、ソチと2度の五輪で技を競ったライバル、キム・ヨナ(韓国)についての質問も受けた。
真央とキム・ヨナは同じ1990年生まれ。生まれ月も同じ9月だった。世界選手権、五輪、グランプリファイナルと数々の世界最高峰の舞台で2人は競い合い、ともに表彰台に立っている。
質問に対して真央は「私たちは15、6歳ぐらいから、ジュニアの試合やシニアの試合で一緒に出て来ました。本当にお互いにいい刺激を与えながら、もらいながら、ずっとスケート界を盛り上げてきたんじゃないかなという風には思っています」と、フィギュア界をけん引した自負を感じさせる答えをしていた。