「柔道・全日本選手権」(16日、横浜文化体育館)
体重無差別で争われ、世界選手権(8~9月・ブダペスト)78キロ超級代表最終選考会を兼ねた柔道の全日本女子選手権に出場する有力選手が15日、会見した。初優勝を狙う朝比奈沙羅(20)=東海大=は、リオ五輪銅メダリストの山部佳苗(26)=ミキハウス、田知本愛(28)=ALSOK=を前に「東京五輪に向けて世代交代の時期だと思ってる。自分が先陣を切る」と、堂々と宣言した。
グランドスラム東京、パリを制し、代表有力候補だが、先日の選抜で初戦敗退。「勝たないと世界選手権には行けない。勝ちに徹する」と、文句なしで切符を勝ち取る覚悟だ。