羽生、真央は「挑戦の象徴」 引退のショックで一日中寝られず
フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=が16日、フィギュア発祥の地とされる仙台市の五色沼で行われたモニュメント除幕式に、トリノ五輪女子金メダリストの荒川静香さん(35)とともに出席。現役引退した浅田真央さん(26)について公の場で初めて語り「挑戦の象徴」と敬意を表した。
「気持ちの底から落ち込んだ。一日中寝られなかった」。羽生が「一番の武器」と公言するトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、浅田さんの代名詞を参考に習得した。
「これからもずっと自分のジャンプを跳ぶたびに、真央ちゃんが心の中に生きているのかなと思う」。今後は世界国別対抗戦(20日開幕、代々木)に出場。憧れの先輩の思いとともに、平昌で66年ぶりの五輪連覇を目指す。