宇野昌磨、安全策でもSPトップ!「いける気しない」で3→2回転

 男子シングルSPを終え、宇野昌磨(左)と抱き合う羽生結弦
3枚

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(20日、代々木第一体育館)

 男子SPに日本の宇野昌磨(中京大)が出場し103・53点で、SPでトップだった。歴代最高得点が期待された羽生結弦(ANA)は2度の4回転ジャンプで失敗し83・51点で7位だった。

 冒頭の4回転は着氷がやや乱れた。コンビネーションジャンプは4回転のあとに2回転になった。3回転アクセルは着氷させたが、演技を終えた後の表情に変化はなかった。

 コンビネーションジャンプの2本目が2回転になったのは「してしまった」と振り返った。「朝の練習でもセカンドジャンプの調子が良くなくて、乗った感じが、いける気がしない感じだったので…」という感覚に襲われたといい、「チーム戦ということでミスを一つでもしたら大きく順位を落として迷惑をかけると思って。いけなくもなかったけどダブルトー(ループ)に逃げてしまいました」と安全策をとったと明かした。

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