柔道男女団体戦、山下氏が小池知事に協力要請、森会長に続き“両巨頭”にアピール
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全日本柔道連盟副会長で国際柔道連盟(IJF)理事の山下泰裕氏(59)が21日、都内の東京都庁を訪問し、小池百合子知事(64)と面会した。2020年東京五輪での男女混合団体戦採用を目指し、20日に面会した東京五輪組織委員会の森喜朗会長(79)に続いて“両巨頭”に協力を要請した。
IJFのビゼール会長の親書を受け取った小池知事は「東京都はダイバーシティ(多様性のある都市)を目指しており、そういう意味で男女の団体戦は期待している」と前向きな姿勢を示した。また、山下氏がIJF理事として議論に参加していることに触れ、「ルール作りに日本人が入ることは大事なこと」とエールを送った。
山下氏は「2020年に向けて新しいルールになるが、柔道の魅力が損なわれないように(理事として)発信していきたい」と力を込めた。五輪新種目は、5月の国際オリンピック委員会(IOC)プログラム委員会で協議され、7月の理事会で決定する。