照ノ富士11キロ減量で大変身「まわし30センチ切った」 膝の負担を考慮

 大相撲の大関照ノ富士(25)=伊勢ケ浜=が21日、茨城県水戸市で行われた春巡業に参加し、11キロも減量したことを明かした。春場所千秋楽、横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=に本割、優勝決定戦と連敗を喫し悪夢のV逸。「中途半端な自分は嫌」と、逆襲への決意をむき出しにした。

 春場所では古傷の左膝痛を再発させ、場所後はモンゴルに帰国。故郷で治療とともにトレーニングを行い、185キロあった体重を174キロまで落とした。ここ3年は180キロ台を割ったことはなかったが、膝への負担軽減のため肉体を改造した。

 「まわしを30センチ切った」と腹回りはすっきり。この日は春巡業で初めて幕内稽古に合流し、小結正代(25)=時津風=を指名し、三番稽古を行った。

 「俺はもともとパワーはある」と怪力は変わらず、豪快に何度も投げ飛ばした。逆にスピードが増し足の運びは軽快。終わって見れば12勝2敗と圧倒した。「優勝への思いは毎場所ある。体とうまく付き合ってできることをやっていく」。夏場所(5月14日初日、両国国技館)での雪辱Vを期した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス