東京五輪新種目スケートボード・男子16歳池田、女子15歳西村がV
「スケートボード・日本選手権」(23日、ムラサキパーク)
新種目として採用される東京五輪に向けて第1回が行われ、今回はストリートスタイルのみ実施。男子は16歳の池田大亮(ムラサキスポーツ)、女子は15歳の西村碧莉(あおり、ムラサキスポーツ)が初代王者に輝いた。
路上の遊びがスポーツになる歴史的な一日となった。勝負の尺度は“クール(かっこいい)”かどうか。海外で活躍するトップ選手は参加しなかったものの、10代中心の計61選手が出場し、大技が決まるとドッと湧くなど熱気に包まれた。
上位10人は強化指定選手となり、合宿や海外遠征を行う予定で、今秋開催予定の世界選手権代表候補になる。日本連盟スケートボード委員長の宮沢武久氏は「視察に来た国際連盟の人も、日本がここまでできると思わなかったのでは」と手応えをつかんだ様子だった。