2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレーで銅メダルに輝いた高平慎士(32)が24日、所属する富士通の陸上部のブログで、今夏限りで現役を引退すると発表した。「2017年の夏をもちましてアスリートとしてのキャリアを終えることといたしました。とても充実した素晴らしい時間だったと感じています」と記した。
シーズン中に去就を明らかにした理由について「残された時間を皆さんとともに楽しみ、1本でも多く皆さんの前で楽しく走っている姿をお見せしたい」と述べた。
北海道出身の高平は旭川大高、順大で力をつけ、12年のロンドンまで3大会連続で五輪に出場した。