桐生祥秀、衝撃の10秒01から4年、9秒台で再び人生変える!

 陸上の織田記念国際(29日・エディオンスタジアム広島)を前にした28日、有力選手たちが試合会場で前日調整を行った。

 男子100メートルで日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(21)=東洋大=もスタートなどを入念に確認。豪州での今季初戦で10秒04、23日の出雲陸上では向かい風条件では自己ベストとなる10秒08をマークしており、9秒台への期待は高まる一方。「出雲から変わらずいい調子できてる。このまま自己ベストを更新していきたい」と、充実した表情で意気込みを語った。

 洛南高校3年生だった4年前の今大会で、日本歴代2位の10秒01をマークし、一躍注目を集めた。ただ、自己ベストはあれから変わってない。「高3で出して、4年経っても自己ベストが出せていない。やっぱり出したい。この大会で陸上人生が変わった。明日またここで(記録が)出たらいいなと思う」と、力を込めた。

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