やり投げ新井、Vも自己採点は「0点」
「陸上・織田記念国際」(29日、エディオンスタジアム広島)
男子やり投げは、79メートル68で新井涼平(25)=スズキ浜松AC=が優勝。「結果として1位はよかった」と言いながらも「得点をつけるなら0点。シーズン初戦だったが、足の(運びの)技術など、冬に取り組んできたことができなかった」と悔しさを隠せなかった。
メダルが期待された昨年のリオデジャネイロ五輪では、予選を4位で通過しながら、決勝は11位。「理想を求めすぎた」と試合後は悔し涙を流した。
今年は8月にロンドンで世界陸上が行われるため、この日も「参加標準記録(83メートル00)が切りたかった。まず出場を目指したい」と新井。日本のエースとして、ロンドンでリオの悔しさを晴らすつもりだ。