若手中心の日本代表、韓国に大差つけ開幕2連勝
「ラグビー・アジア選手権、日本80-10韓国」(29日、秩父宮ラグビー場)
若手主体の日本は韓国に80-10で大勝し、開幕2連勝とした。大会は香港を含めた3チームによるホームアンドアウェー方式で争う。大会3連覇を目指す日本は、5月6日に秩父宮で香港との第3戦に臨む。
若手中心のジョセフ・ジャパンが韓国に力の差を見せつけた。前半3分、ゴール前でモールを押し込み、LOアニセが先制トライ。これが猛攻の始まりだった。
前半だけで5つ、後半は7トライを奪った。守っても2トライに抑えるなど、集中力を切らさず80分間、試合を支配し続けた。
22日に行われた韓国との第1戦は47-29で勝ったものの、タックルが決まらずジョセフ・ヘッドコーチは不満をあらわにしていた。メンバーを大幅に変更して臨み「選手は改善したパフォーマンスを見せてくれた。猛省して取り組んだ成果が出た」と評価した。
SH流(ながれ)主将も「内容を突き詰めれば、まだ改善の余地はある。気を引き締めていきたい」と、香港戦でのさらなる進化を誓った。