沙羅、競泳・名伯楽平井氏&怪物金メダリスト萩野からの金言胸に平昌へ

 日本オリンピック委員会(JOC)は28日、18年平昌冬季五輪へ向け、日本代表候補選手らが集まっての研修会2日目を都内で行い、スキージャンプの高梨沙羅(20)=クラレ、フィギュアスケートの宇野昌磨(19)=中京大=らが参加した。高梨は講演した競泳日本代表の平井伯昌監督(53)とリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリスト・萩野公介(22)=ブリヂストン=の“金言”を胸に、平昌五輪へと向かう覚悟だ。

 五輪を制した日本競泳界のトップから金メダルのバトンが託された。金メダリスト萩野と、萩野や北島康介氏ら数々のメダリストを育てた平井監督の言葉を聞いた高梨は、「同じ選手として自分の中で考えることがあった」と感激した様子だった。

 2人は、五輪へ向かう計画、レース直前のやりとりなどを振り返って講演。萩野にとって2度目の五輪という『経験』を決勝レースで生かしたことなど、約1時間熱弁を振るった。「最後の最後までミーティングを重ねながら五輪に向かっていくことや、監督との絆が大事になると感じた」と高梨。平昌五輪は高梨にとって2度目の五輪。自身と重ねながら、2人の“金言”をかみしめた。

 レクリエーションの卓球では、アイスホッケー女子の藤本那菜とダブルスに挑むなど、他競技とも交流。「一丸となって平昌を目指したい。焦らず慌てず、金メダルへ歩んでいきたい」と決意新た。多くの刺激を胸に金メダルへと一直線だ。

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