本田真凜、3日間の座学終え「体動かしたくてウズウズしてる」
日本オリンピック委員会(JOC)は30日、都内で平昌五輪代表候補選手の研修会を行った。フィギュアスケート女子で世界ジュニア選手権2位の本田真凜(15)=大阪・関大高=も参加し、「異分野から学ぶ」をテーマにしたプログラムでは書道家・武田双雲氏の「書」に関する講演に聞き入った。
武田氏から出された「一番大事にしている漢字一文字を書いてください」というお題に対し、自身の名前から「凜」と書いた本田。「あまり考えたことがなかったけど、『凜と生きる』みたいな感じで」。無意識下でも潜在的な“美意識”の高さをのぞかせた。
この日で3日間の研修を終え、「ほとんどお話を聞くやつだったので、早く体を動かしたくてウズウズしている」と、ありあまるエネルギーをアピール。最近、キックボクシングのトレーニングを取り入れたせいか、空き時間にシャドーボクシングをする場面も見られた。
この日は、研修会場を後にしたその足で空港に向かい、海外に出発する予定。「飛行機に乗ってる時間もオフになるので、早く滑りたい」。たまりにたまったスケート熱をリンクで爆発させる。