日本がチーム4連覇達成も…井村ヘッド激怒「ありえへん。心のスキ」
シンクロナイズドスイミングのジャパンオープン最終日が30日、東京辰巳国際水泳場で行われ、デュエット・フリールーティン(FR)で日本代表の乾友紀子(26)、中牧佳南(24)=ともに井村シンクロク=組が92・6333点を出し、乾と中村麻衣(28)=井村シンクロク=が組んだテクニカルルーティン(TR)との合計183・1054点で優勝した。チームも日本代表(乾、小俣、中牧、中村、阿久津、丸茂、福村、林)が合計184・7684点で4連覇を果たした。
「新生マーメイドジャパン」が、厳しい現実を突きつけられた。デュエットFRで演技後半に中牧が音楽を聞き違えて乾と同調性を欠き減点。チームのFRでもジャンパーの中村を支える土台役の選手らが水中でふらつき、得点が伸びない原因となった。
井村ヘッドコーチは「中牧のミスはありえへん。心のスキ以外の何物でもない」と激怒。チームの演技に対しても「体づくりからやり直させないといけない」としかりつけた。