“ハンドボール界のモウリーニョ”ジグルドソンHC「明るい将来を見ている」
“ハンドボール界のモウリーニョ”と呼ばれる世界的名将ダグル・ジグルドソンヘッドコーチ(44)を招へいしたハンドボール男子日本代表が2日、都内で新体制となってから初めて強化合宿を公開した。
20年東京五輪に向けた第一歩。「コンニチハ。ハジメマシテ」と報道陣に挨拶したジグルドソンHCは「明るい将来を見ている。ただ、日本には経験が足りない」と、現状分析。今合宿には北京五輪銀メダルの強豪国・アイスランドから若手選手と、同国の伝説的選手だったオラフル・ステファンソンコーチをゲスト参加させ、欧州のレベルを体験させている。フィジカルトレーニングの質、量もこれまでよりグレードアップ。「日本選手は学ばないといけない。どう欧州と戦っていくか」と、今後を見据えた。
大学生ながら招集された徳田新之介(筑波大)は「フィジカル練習は量も質も経験になかったキツさ。体が大きくなってる実感がある」と、語った。