闘将・立川が復帰 ゲーム主将として先導「代表のプライドを示していきたい」

 「アジアラグビーチャンピオンシップ日本-香港」(6日、秩父宮ラグビー場)

 ラグビー日本代表のアジア選手権第3戦となる香港戦登録メンバーが3日、発表された。80-10で完勝した4月29日の韓国戦から先発7人を変更。スーパーラグビー開幕前に行われたトップリーグ選抜戦(2月18日)で左膝を負傷し、戦列を離れていたCTB立川理道(はるみち、27)=クボタ=が先発CTBに入り、ゲーム主将にも指名された。

 「コンディションはいい。ケガをする前よりもいい状態です」と立川。2月に負傷したあと、6月のアイルランド戦での復帰を狙っていたが「予想以上に早く治ったし、6月の前に試合をしておきたかったし」と巡ってきた出番に目を輝かす。

 CTBのペアを組むのは代表デビューの鹿尾(東海大4年)。内側のSOは22歳の松田(パナソニック)と若い選手が並ぶが「率先して泥くさいプレー、地味な仕事を、激しくして、代表のプライドを示していきたい」とベテランらしい抱負を口にした。(大友信彦)

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