15歳・滝野、トリプルアクセルに挑戦「みんなに付いていくには必要」

 「フィギュアスケート・全大阪2選手権」(6日、臨海スポーツセンター)

 ジュニア選手権女子7級に出場した滝野莉子(15)=大阪スケートク=は、トリプルアクセルに挑戦し転倒するも、110・68点で優勝した。2位は紀平梨花(14)=関大KFSC=だった。

 演技冒頭、ふわっと高く跳び上がると、3回転半を回って転倒。惜しくもアンダーローテーションの判定を受けたが「回転できたのは1つ収穫」と笑顔で話した。

 今季、紀平が世界で7人目のトリプルアクセル成功者となり、4月の国別対抗戦の練習では樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=が着氷。「みんなが挑んでいて、付いていくには必要だと思った」と大技挑戦を決意した。練習を始めてからまだ1カ月ほどで、練習でも一度しか着氷できていないというが、今大会では“認定”されることが第一目標。「少しずつ近づいているかな」と話しており、一歩ずつ完成形を目指すつもりだ。

 小学4年の時、姉と姉の友人と共にリンクに行き「楽しかったから習いたいと思った」とフィギュアスケートを始めた。「顔の表現や踊ることにはちょこっとだけ自信があります」とはにかんだが、フリップ-トーループの連続3回転ジャンプを加点がつく出来栄えで成功させるなど、着々と力をつけている。

 全国中学スケート大会では3位入賞。「安定感を高めたい」と、ここからさらに高みを目指していく。

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