ボルダリング世界王者・楢崎智亜は痛恨“逆転負け”で2位
「スポーツクライミング・ボルダリングW杯東京大会」(7日、エスフォルタアリーナ八王子)
20年東京五輪新種目決定後初となる日本開催のW杯が行われ、男子は世界王者の楢崎智亜(20)=栃木県連盟=が2位、渡部桂太(23)=三重県連盟=が3位となった。
世界王者の楢崎は、まさかの“逆転負け”となった。他の5選手がクリアできなかった第1課題を見事に攻略。3課題目まですべてクリアし、優勝は目前かと思われたが、パワーを必要とする第4課題を登りきれず、2位。「悔しくて泣いちゃいました。2位で泣いたことはないんですけど」と赤くなった瞳で、苦笑いを浮かべた。