ラグビー元日本代表・真羽闘力さん 手術失敗で引退…損害賠償訴訟和解

 左肘の手術に失敗したのが原因で引退を余儀なくされたとして、トンガ出身でラグビー元日本代表の真羽闘力(まう・とうりき)さん(39)が、福岡市の整形外科病院に約1億2900万円の損害賠償を求めたさいたま地裁(松村徹裁判長)の訴訟は、病院側が約6千万円の和解金を支払う内容で和解していたことが8日、分かった。

 訴状によると、真羽さんは12年9月、サニックスの選手として出場した試合で左肘を負傷。翌13年に同病院で靱帯(じんたい)の再建手術を受けた際、神経を傷つけられ指が動かなくなる障害が残り、選手を引退した。

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