自転車、パラも富士山コース候補 会場設定で組織委が事務折衝
2020年東京パラリンピックの準備状況を確認する大会組織委員会と国際パラリンピック委員会(IPC)の第3回事務折衝が10日、東京都内で行われ、唯一決まっていない自転車ロードの会場について、原則として五輪のコースを踏まえて設定する方針を確認した。五輪では東京から富士山周辺の富士スピードウェイ(静岡県小山町)にゴールする変更案が検討されており、国際自転車連合(UCI)とも調整する。
IPC関係者は「五輪のコースとリンクさせるのは効率的で当然のことだ。富士山コースになることに異論は出なかった」と述べた。